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日本語文献のauthorキーの入力法と区分ルールを増やす #4

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earthoul opened this issue Feb 6, 2017 · 4 comments

Comments

@earthoul
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earthoul commented Feb 6, 2017

現行では、.bibファイルに書く日本語文献のauthorキー(translatorなどもそうですが省略)について、

種別 一般の日本語表記 authorキー 条件分岐 出力結果
日本人 保毛太郎 保毛 太郎 iflangidisjapanese 保毛太郎
日本人 ピヨジロー ピヨ ジロー iflangidisjapanese ピヨジロー
外国人 バー・フー フー, B. iflangidisjapanese B. フー

と区分されていて、とくに「日本人のauthorキーでは姓と名の間を半角スペースにしてカンマを使わない」と「外国人のauthorキーでは名をイニシャル+ピリオドにする」によってworkaroundが達成されているように見てとれます。

が、外部の文献管理ソフトを使って.bibファイルをexportするつもりでいると、管理上、authorキーのvalueはつねにフルネームの「姓, 名」であってほしいのが実情です。つまり:

種別 一般の日本語表記 authorキー 条件分岐 出力結果
日本人 保毛太郎 保毛, 太郎 iflangidisjapanese 保毛太郎
日本人 ピヨジロー ピヨ, ジロー iflangidisjapanese ピヨジロー
外国人 バー・フー フー, バー foobar (+iflangidisjapanese) バー・フー

というようにできたらいいなあ、と感じます(「foobar単独」と「foobarかつiflangidisjapanese」のどっちがいいのかはよく分かりません……)。

@kmaed
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kmaed commented Feb 7, 2017

authorキーのvalueはつねにフルネームの「姓, 名」であってほしい

これは私もそう思っています.なるほど,「名 姓」な文化圏の人名を日本語表記するための条件分岐を設けようというわけですか.私としては条件分岐は(iflangidisjapanese すら)なるべく使わずに自動判定させたいのですが,とりあえずの方策としてはありかもしれません(自動判定するにしても,内部的にはそういう分岐は必要だろうし).

前の issue も滞っていてすいません.多忙と風邪で結局年頭の誓いが全く果たせていません…….

@earthoul
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Author

当方のコーディング能力不足で素案の提示ばかりになって恐縮ですが……
悩ましい事例を思いついてしまいました。

  • 極端な例:保毛太郎(日本)、ピヨジロー(日本)、フ・ガ(姓名文化圏)、バー・フー(名姓文化圏)の4人の共著で、authorキー「保毛, 太郎 and ピヨ, ジロー and フ, ガ and フー, バー」から出力「保毛太郎、ピヨジロー、フ・ガ、バー・フー」を得たい。ただ、もしかしたらフ・ガ氏については「ガ・フ」と書くよう指定を受けるかもしれない。

とすると、たとえば……自動判定で(iflangidisjapaneseすら使わず、となると2バイト文字(というか漢字)の検出でしょうか)保毛, 太郎⇒保毛太郎 と フー, バー⇒バー・フー を既定値としたうえで、文書のpreamble(またはconfigファイル)のなかで特徴的な人名に対して個別に設定を施すことになるのでしょうか。

  • \setnobulletauthors{{ピヨ, ジロー}}とするとピヨ, ジローが\nobulletauthorname{{ピヨ, ジロー}}となって「ピヨジロー」と出力
  • \setreverseauthors{{フ, ガ}}とするとフ, ガが\reverseauthorname{{フ, ガ}}となって「フ・ガ」と出力

@kmaed
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kmaed commented Jul 18, 2017

ありがとうございます.うーん,そういう事例って本当にあるんですかね.どこかにそうなっている文献など具体的にありますでしょうか.

何はともあれ,ちょっとはいじらないとなあ…….

@earthoul
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Author

いえいえ、上記の極端な例は思考実験でしたから実際の事例は思いつきません。すいません。

差し当たり気になる事例は(引用文献として用いられる可能性はともかくとして):

  • ドナルド・キーン氏(日本国籍取得でキーンドナルドになったが、旧来の「<名>・<姓>」型で表記されやすい)が日本語で書いた(=翻訳者がいない)単著
  • 同氏と養子のキーン誠己氏との共著
  • リーチマイケル氏(日本国籍を取得したラグビー選手、「<姓><名>」表記が主流)が日本語で書いた単著
  • 同氏と夫人のリーチ知美氏との共著
  • ケント・モリ氏(日本国籍のダンサー;この「<名>・<姓>」表記は芸名だが、「地の文で2回目以降は「ケント・モリ(氏)」でなく「モリ(氏)」と表記したい」という場合を考慮すると、.bibにはnicknameではなく姓名として記入する方がよさそう)が日本語で書いた単著
  • みつまつまこと氏(日本国籍の学者、ひらがな表記名義での論文あり)の単著ないし書籍所収の論考

……辺りの区別が可能であるような設計が要りそうです(もっとも最後のものは自動判定に際してカタカナとひらがなを分けておけば済みそう)。また何か見つけたら改めてお知らせします。

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